福祉の職場

認知症初期集中支援チーム「オレンジチーム」

オレンジチーム」という職種を聞いたことありますでしょうか?

オレンジは認知症のイメージカラーですので、認知症に特化したチームというとですね。

認知症初期集中支援事業 以下大阪市HPより抜粋

≪高齢者の増加に伴い認知症の方がさらに増加することが見込まれていることを踏まえ、国においては、認知症の方の意思が尊重され、住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会を実現するため、「認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~」(新オレンジプラン)が策定されました。

認知症初期集中支援推進事業を受託する地域包括支援センターを各区における認知症支援の拠点と位置付け、初期集中支援をはじめ、若年性認知症の方への支援や地域の認知症対応力向上への取り組みを実施します。

 また、平成29年度より認知症初期集中支援推進事業を受託した地域包括支援センターを認知症強化型包括支援センターとして位置づけ、各区の認知症施策推進を図ってまいります。≫

簡単にいうと、市町村が地域包括支援センターの一つを「認知症強化型包括支援センター」に位置付け、包括業務とオレンジチーム(認知症初期集中支援チーム)を担うということです。

⇒地域包括支援センターとは

認知症初期集中支援チームの構成

認知症診療・ケアの経験豊富な医師と、医療・介護福祉の専門職で構成さてれいます。

業務は勿論「認知症支援」になります。

包括やブランチなどに生活相談や介護相談に来られた方やその家族さんに認知症状がみられた以下の場合繋ぎます。
⇒総合相談窓口(ブランチ)とは

40歳以上で認知症が疑われる方で

・医療サービス、介護サービスを受けていない者、または中断している者

・医療サービス、介護サービスを受けているが認知症の行動・心理症状が顕著なため、対応に苦慮している方

認知症状まず家族が困ることが「病院に行くことを拒否する」ということが多くあります。

オレンジチームは家庭訪問を繰り返し、対象者の信頼を得て病院受診に繋げたり、介護認定の申請を行い、ケアマネージャーや包括に繋げます。

初期集中ということでオレンジチームが関与する期間はおおむね6ヶ月となっております。

他にも地域住民への認知症の啓発活動なども行っております。

オレンジチームのお給料(地域包括支援センターと同じ)

正社員:月額約30万円 年収約380万円(ボーナス含む)

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