児童自立支援施設とは
児童自立支援施設とは、慮犯傾向(不良行為をする恐れはある)の児童の自立を目指す施設です。※過去「教護院」と言いました。
入所対象児童は、18歳までの「不良行為をなし、又はなすおそれのある児童」及び「家庭環境その他の環境上の理由により生活指導を要する児童」です。昨今は発達障害など障害を有する児童、被虐待によるトラウマを抱えている児童など様々な課題を持つ児童が増加しています。
施設は自宅などから通う通所と、自宅や他施設から入所する措置入所の形があります。
業務内容は
・児童の自立支援の為、生活リズムを整えたり、療育や心理的ケアを行います。
・共生共育を理念としており、集団生活から他者との協調性を教えます。
・施設内の学校に通い、学習指導等を行い、社会的常識を教えます。
・児童の自主性の尊重、基本的生活習慣の確立、豊かな人間性・社会性の形成、将来の自立生活のための必要な知識経験の獲得ができるよう行います。
・就職希望の児童は、社会人としての基本的態度・マナーを身に付けるところから始め、徐々に一般企業等での実習や働く体験を通して自活訓練、自立訓練等を積み重ね、退所へむけた準備を進めていきます。
児童自立支援施設のお給料(推定)
正社員:月額約27万円 年収約400万円(夜勤・ボーナス含む)